甘い気持ち

おまけ


「ところで大佐、どうやってあのタバコ手に入れたんですか?」
「それは秘密だ」
「え、どうして?」
「愛の力とでも思っておけ」
「思っておけって…違うんですね…?;」
「失敬な!」
「大方外国好きなご婦人に頼んで手配したんじゃないですか?」
「…」
「…」
「…ちょっと泣いていいですか?」
「な!!どれだけ苦労したと思ってるんだ!!まず貿易商の伯爵に頼み込む所から始まってだなぁ!それから伯爵の…」
「いや、嬉しいですよ?嬉しいですけど…えぇ嬉しいです、『けど』ですよ!」
「そう言うお前こそ誰かに頼んで買ってきたチョコなんだろ?」
「仕方ないじゃないっすか!本当にずっと現場に詰めてたんですよ??
 明日の休みの事もありましたけど…店の開いてる時に動けなかったんですから!」
「ほらみろ!お互い様だ!!」
「違うでしょー!!頼んだ相手が!!!」
「頼んだんだから同じだ!」
「いーや!違います!俺は部下に頼んだんです」
「…お前それ職権乱用だろう」
「『大佐』として伯爵に会ってる時点でアンタに言われたくないです!!」
「なんだと!!」
「だってそうでしょーー!!?」



結局痴話喧嘩おち;
芸がなくてすんませ…orz